



















RIDGE MOUNTAIN GEAR リッジマウンテンギア Mountain Smock マウンテンスモック
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Mountain Smock
Introduction
【RIDGE MOUNTAIN GEARのウィンドシェル】
どこへでも行けるような気分にさせてくれる一着。
小学生の頃、毎日のように兄のお下がりの「マウンテンパーカー」を着ていた時期がある。
4つ年上の兄がどこで手に入れたのかは分からないが、いつの間にか僕の物になり制服のようにいつも着ていた。それは黒くて、少し光沢のあるナイロン素材だった。今考えると、アウトドア用のウェアなんかではなく、何の機能も無い生地で作られたパーカーだったと思う。しかし、そんなことはどうでもよかった。
僕にとって、それは単なるパーカーではなく、「どこへでも行ける服」だった。
そのパーカーを羽織るだけで、少し強くなった気がした。天気を気にせず、どこまでも歩いて行けるような気持ちになった。
確か「マウンテンパーカー」という名前。
「マウンテン」という言葉を聞くと、なぜか心が躍った。
「マウンテン」という名前がついているからには、きっとどんな天気でもどこへでも行けるに違いない。
舗装された道も、誰も通らない裏山の獣道も。その感覚は、今でも鮮明に思い出すことができる。
かつて「マウンテンパーカー」に抱いていたワクワク感。
あの頃の「これさえあれば、どこへでも行ける」という感覚をまた。
Design
デザインの基盤となったのは、1950年代から60年代にかけてフランス軍の山岳部隊が使用していたスモック「Mle50」です。
このスモックは、寒冷地での防寒着として兵士たちに支給されていました。本体はシンプルなプルオーバーで、装飾はほとんどありませんが、その構造には合理性が詰まっています。
まず注目すべきは、ゆったりとしたシルエットです。重ね着を前提としているため、ミッドレイヤーやインナーを調整することで、さまざまな環境に柔軟に対応できます。
また、フロントにボタンやジッパーがないため、風の侵入を防ぎ、より高い保温性を実現するデザインとなっています。現代のアウトドアウェアのように多機能ではありませんが、シンプルなデザインだからこそ使いやすさが際立っています。アクティブなシーンから日常生活まで、あらゆる場面に適応できる普遍的な魅力を備えています。
このスモックを基に、現代の素材や仕様を取り入れてアップデートしました。
ウエスト紐
ウエスト部分には、本体と同じ生地を使用した紐を備えています。
小さなコードストッパーが付いており、フィット感を簡単に調整できます。絞った際に余った紐は、リボン結びなどでまとめるとすっきりと収まります。
裾に通したゴムコード
裾には2mmのゴムコードが通してあり上画像の様に両脇裾部分で調整が可能です。
【フィット感の調整と動きやすさの向上】
スモックは、ゆったりとしたシルエットが特徴ですが、ウエストの紐を使うことでフィット感を自由に調整できます。紐を締めると体にフィットし、動きやすさが向上します。一方で、緩めることでリラックスした着心地を楽しむこともできます。特にアクティブなシーンでは、衣服のズレを防ぎつつ、快適な着用感を維持できるのが魅力です。
【防風および防寒効果の向上】
ウエスト紐や裾のゴムコードを適度に絞ることで、衣服内部の暖かい空気を逃がしにくくし、裾からの冷気の侵入を防ぎます。風の強い稜線や冷え込む朝晩など、環境に応じて調整ができるため、より快適に過ごすことができます。この工夫により、レイヤリングの効果も向上し、防寒性能を最大限に引き出すことが可能になります。
【シルエットのアレンジとスタイルの自由度】
ウエストの絞り具合や裾のゴムコードを絞る事によってシルエットの印象が大きく変わるのも、スモックの魅力の一つです。ウエスト紐をしっかりと絞ることでウエストラインを強調し、すっきりとしたシルエットを作り出すことができます。
裾のゴムコードを絞めることによりバルーンシルエットに変化します。
同じ一枚のスモックでも、シチュエーションや気分に応じてさまざまな着こなしが楽しめます。
鎌底部分のベンチレーション
スモックタイプの最大の特徴の一つは、フロントファスナーがないために軽量化が実現されている点です。一般的に、フルジップやハーフジップのデザインではファスナーやその補強パーツが必要となるため、どうしても重量が増してしまいます。しかし、スモックタイプはこれらのパーツを排除し、極力シンプルな構造を採用することで、軽量性を確保しています。
しかし、その構造上、ファスナーがないために通気性が制限され、熱がこもりやすいという課題があります。そこで、スモック特有の快適性を向上させるために、鎌底(アームホールの下部)に通気口を設けました。この通気口は、運動時に腕を動かすことで自然に空気が流れ、熱を効率的に外に排出する役割を果たします。また、ファスナーやボタンなどの開閉機構を一切持たないため、シンプルなデザインを維持しつつ、重量を増やさずに換気機能を向上させています。
フード
フードは、上の画像のように顎に引っ掛けて着用することができ、フィット感を調整できます。フードの開口部にはゴムコードが付いており、これを絞ることでお好みのフィット感に調整することが可能です。
強風時にはフードをしっかりと絞ることで、頭部へのフィット感を高め、冷気の侵入を防ぐことができます。一方、穏やかな天候や通気性を重視したい場合は、ゴムコードを緩めることで適度な余裕を持たせることが可能です。これにより、風や気温の変化に応じた細やかな調整ができ、アウトドアシーンでの快適性が向上します。
ポケットとポケッタブル機能
フラップ付きの片玉縁ポケットが装備されています。このフラップにより、ポケット内部への雨や砂埃の侵入を防ぐことができます。
片方のポケットに本体を収納できるパッカブルデザインになっています。
コンパクトに折りたたむことができ、ポケット内に収められるため、持ち運びに非常に便利です。バックパックに入れておけば、必要なときにすぐに取り出して着用できます。
着丈はやや長め。RIDGE MOUNTAIN GEARのシャツの上から被っても、裾がのぞきにくく、レイヤーの境目が表に出ません。見た目がすっきり整うだけでなく、歩行中にシャツ裾がずり上がったり、バックパックのウエストベルトに引っかかったりしにくいのも利点です。結果として、前から見たラインも横からのシルエットもフラットに保てます。
また、この着丈は動きの多い場面で効きます。登りで腕を大きく振る、前屈みになる、ストックワークをする。そんな動作でも、腰回りや背中が出にくく、風の巻き込みや冷えを抑えます。休憩時に腰を下ろしたときもシャツの裾が表に出てヨレることが少なく、着崩れしにくいのもポイントです。
Material
この製品にはPertex Equilibriumを使用しています。
Pertex Equilibrium
HERITAGE / BACKGROUND(背景 / 歴史)
Equilibrium(イクイリブリウム)は、Pertexが顧客との緊密なパートナーシップのもとで独自のファブリックソリューションを開発する手法を象徴するものです。
1990年、フランスを南下しシャモニーへ向かう長いドライブの途中、Pertexのスティーブ・レイコックとRab(ラブ)ブランドの創設者であるラブ・キャリントンは、ウェア内に快適な「マイクロクライメイト(微気候)」を作るアイデアを思いつきました。彼らは、異なる糸構造を持つ生地の利点について理論的に考察し、内側を比較的開いた織り、外側をよりタイトな織りにすることで、強い毛細管現象を生み出し、身体から湿気を効果的に移動させることができるのではないかと考えました。
イギリスに戻ったスティーブ・レイコックは、Perseverance Millの織り専門家に対し、デニールや密度に差を持たせた「ダブルウィーブ構造」を持つシェルファブリックの開発を依頼しました。この研究の成果として誕生したのが、Pertexが特許を取得したEquilibriumファブリックです。
【EQUILIBRIUMの構造】
Pertex Equilibriumはダブルウィーブ構造を採用しています。緻密に織られた外側の生地が外部の環境からの保護を提供し、内側の比較的開いた織り構造と組み合わせることで、生地全体が身体から湿気を効果的に移動させる仕組みになっています。「通気性」、「防風性」、「速乾性」が主な特性です。
SPEC
素材 : ナイロン 100% (Pertex Equilibrium)49g/㎡
サイズ : (Unisex)S、M、L
重量 : S 約124g、M 約132g、L 約137g
生産国 : 日本
生産者 : 岐阜県岐阜市 有限会社エイチ・エス
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